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  • Ryotaro Fujita

アーティストになったきっかけ




紆余曲折と謎の自己信頼によって今のぼくは生まれた。



もともと、絵画や音楽などの右脳的に創りだされたのもが好きだった。


それに対して、管理したり、何かを計算したりするのは、嫌だった。


テニスサークルに行って、好きなことをした大学生活を過ごしたのち

就活をして、大手企業に入った。


就活では自分をうまくPRして、整った商品に見せるということが苦手だった。


会社(化学メーカー、研修では姫路の工場配属だった)では、

よく晴れた日なのに、作業着をきてエアコンのきいた、

無機質な室内でエクセルを見つめていた。

それがだんだんと耐えられなくなっていた。


そんな日々から抜け出そうというきっかけになったのは、

「俳優として活動したい」という欲求だ。


ぼくは、映画が大好きだった。

見るうちに、スクリーンの中で演じてみたいという欲求が湧いてきた。


これは大学生の時からうっすらとわかっていたものだけど、

その時は、家族に言うことが出来ず蓋をしていた。


2017年6月、関西の会社にまだいたころ、

ワタナベエンターテイメントのオーディションを受けた。


大阪のオーディション会場には、いろいろな人がいた。

歌手をやっている人、大学生、もう俳優・女優として活躍していそうな風貌の人。


自己PRと簡単なセリフ読みをして、男女ペアになって待ち合わせのワンシーンを演じた。


セリフだけ与えられて、背景は自分たちで考えろという。


正直、セリフを覚えても何をすればいいのか何もわからない。

幸い、相手の女性が劇団女優で経験があったため

彼女の演技についていけばよかった。


そのあとに、「みんなでCMを作る」という内容のグループワークをしてオーディションは終了だった。


数日後、家に特待合格の通知が届いた。

新しい可能性に心が躍ったのを覚えている。

(何が決め手かは知らない。教えてもらえなかった。)


このオーディションはワタナベエンターテイメントの学校に1~2年入って、

その後事務所に所属できるというものだ。

勢いで受けてしまっていて、そんな金はなかったので、劇団に入ることにした。


それと同時に、明確なプランがあったわけじゃないけれど、

耐えられなかった会社を辞めた。


土日に長野に旅に出て、そこからメールで退職する旨を送ったのだ。

しかし、Wifiの接続が不安定で、メールが送られておらず、大騒動になってしまった。

過ぎたことは直せないが、これは本当に申し訳なく思っている。


8月に退社し、退社後は東京に戻り、小中規模の劇団に入った。

日本の偉人をテーマにしていて、人や空気感が魅力的に思えたのだ。


この劇団には2ヶ月強、通った。

新宿の稽古場に毎日のように通った。


でも、会社をひどい辞め方をしていたぼくは、両親と毎日のように対決していた。

10月に入ったある日、劇団に行けば怒鳴られる毎日に嫌気がさした。


流石に、精神が持たなかった。

会社を辞めるきっかけになった役者だけど、

今が時期じゃないと感じて辞めてしまった。


その後、少し、自室にこもって、この先の未来について考えた。



同時に、ぼくは、2017年の春ごろから、インスタグラムをコツコツを投稿していた。


フォロワーは100~200人くらいで大していなかったけど、

自分の写真が好きだった。


ぼくは、2016年の秋に関西を一人旅で10日間回ったことがある。


京都大阪から始まり、奈良の山奥、天川村や高野山を経由して、

最後は伊勢に降りた。


このとき、家にあったミラーレス一眼カメラを持って行っていたのだが、

それまでは、写真なんてほとんど撮っていなかった。


たまに、友達と記念写真を撮るくらいで、

写真への感覚は極めて普通だった。


バックパックを背負って降りた京都の駅は異国情緒が漂っていた。


初めての一人旅で、バシャバシャとシャッターを切っていた。


その時の写真は、当時なぜかPCに同期できず、そのまま眠らせていた。


それを劇団を辞めた後に、確認した。

この時は、PCに取り込むのは簡単だった。


その写真を見て、撮るときに何も考えていなかった写真だけど、

構図が美しいと思ってしまったのだ。



アートで生きていこうと決めていたので、

写真で勝負していこうと思った。

これが写真家になった経緯だ。



人生は紆余曲折と少しの自己信頼で大きく動き出す。


やりたいと思ったことをその都度行動に移してしまうのが大事だ。


たまには、一人で動くのが寂しくなるときもある。

でも、そういう時はこう言い聞かせている。


「動いた先に仲間となる人がいる」と



写真画家としての軌跡① 写真家に画をつけて

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